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現金

このページの目的:現金勘定の入力方法と、顧問先による使い方の違いを理解する。

基本

現金は、会社の手元にある紙幣・硬貨を表す資産の科目です。

当事務所では、現金取引をすべて拾うのではなく、領収書をもとに費用を計上するのが基本です(月次処理の流れ の手順2)。

現金出納帳を使うかどうか

会計ソフトには「現金出納帳」という入力画面がありますが、あまり使いません

  • 現金残高を管理している顧問先だけ、現金出納帳を使って入出金を1件ずつ入力し、帳簿上の現金残高を実際の手元有高に合わせます。
  • 現金残高を管理していない顧問先では、現金出納帳は使わず、領収書ベースで費用を計上します。事業主・役員による立替払いは 役員借入金 などで受けます。

現金残高に注意

現金残高がマイナスになったり、実態からかけ離れて多額になっていないかを確認します。過大な現金は、役員貸付金・経費もれ・預金取引との二重計上などが疑われます(勘定科目別チェック)。

具体例

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① 現金で事務用品を購入(領収書あり)
   借方 消耗品費 3,300 / 貸方 現金 3,300

② 役員が立て替えて事務用品を購入(現金残高を管理していない顧問先)
   借方 消耗品費 3,300 / 貸方 役員借入金 3,300

チェックポイント

  • この顧問先は「現金残高を管理する」か(=現金出納帳を使うか)を確認したか
  • 現金残高がマイナスになっていないか
  • 現金残高が実態に比べて大きすぎないか
  • 個人の財布と会社の現金を混同していないか

よくあるミス

  • 現金残高を管理しない顧問先で、無理に現金出納帳を使い残高が合わなくなる
  • 役員の立替払いを現金の減少として処理し、現金残高がマイナスになる
  • 私的な支出を現金払いの経費として計上する

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